太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
時間帯別電灯(じかんたいべつでんとう)
電気の使用量を昼間と夜間にわけて計算するシステムのこと。
夜間電力メニュー、深夜電力メニューなどとも呼ばれます。
時間帯別に設定した料金によってより電力需要の少ない時間帯への負荷移行を促進し、電力設備の効率的な使用などを目的としたメニューで、 料金単価は通常より夜間は割安に、昼間は割高になります。電力会社によって内容は異なりますが、夜間の料金単価が昼間の約3分の1くらいになります。
このプランを利用することによって、洗濯機や乾燥機、食器洗い機は安い夜間時間帯に使用する、など様々なやりくりが可能になります。
夜間にシステムが稼動するオール電化住宅にお住まいの方にとっては、すごくお得なプランだと言えるでしょう。
ただし、日中の料金単価が高くなるため、日中に多くの電気を使うと不利になるので、ご自身やご家族の生活スタイルをしっかり考慮しなければなりません。
そもそも、なぜ夜間電力が安いのかというと、これには原発との深い関係性があります。
原発は一度稼働すると細かな出力調整ができないため、
効率的な問題からも常に最大出力で運転することが望ましいとされています。当時の政府は原発の比率を上げていく政策をとったため、
夜間に電力が余るようになりました。その対策の一つとして打ち出されたのが、オール電化住宅です。
現在はほぼ全ての原発が停止し、夜間の電力が少なくなってしまったため、今後は料金の見直しが行われると予測されています。
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