ECO用語集

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JIS(Japan Industrial Standards)

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日本の工業製品に関する規格や、測定法などが定められた日本の国家規格のこと。
日本工業規格とも呼ばれます。

JIS

日本の工場で生産する製品の目標規格とも言われ、何か製品を生産する場合には必ずJIS規格をクリアしている必要があります。 JISには商品の品質保証や、生産の効率化、合理化などの目的があり、言わばメーカーサイドの視点に立って考えられたものと言われています。 JISマークの付いた製品は、「調達先が違っても品質は同じものである」ということをメーカー側が保証していることを示しています。

例えば、家庭用のコンセントにはメーカーに関係なく製品をつなぐことが出来て、電気を供給することができます。 これはコンセントの形状や電圧などがJISによって細かく定められ、各メーカーがそれに従っているために可能になっています。

しかし、近年では日本企業の製品・サービスの品質は世界を代表するレベルにまで達しており、JISマークをつけること自体の意義が薄れてきています。 そこで、JISはその製品やサービスが高齢者・障害者に配慮していることを消費者に伝えるという新しい役割を担うようになってきました。

JISと一見似ているISOという規格も存在しますが、こちらは製造の立場ではなく消費者の観点から作られた国際的規格になるので、JISとは根本的性格が異なります。

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