太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
総発電電力計(そうはつでんでんりょくけい)
太陽光発電システムで発電した全電力量を正確に計測できる電力計のこと。
太陽光発電システムを導入すると、発電した電気を使うことが出来るだけでなく、余った電気を電力会社に売ることが出来ます。 そのため、システムを設置する際には、同時に売電メーターといわれる電力量計を設置し、ここではどれだけの電力を売ったのかを計測しています。 この売電メーターはあくまでも余剰電力量(売電量)を量るためのものでしかなく、太陽光発電システムによって作られた総発電電力量を計測することが出来ません。
そこに総発電電力計を設置することによって、システム全体で得た電力量を計測出来るようになる上、「グリーン電力証書」(*1)の発行が可能になります。 太陽光発電システムを導入する際に、国や都道府県から補助金を受けることができますが、東京都では補助金申請の際にグリーン電力証書を提出することを義務付けています。 なお、買電のための電力量計、売電のための電力量計は電力会社の所有物ですが、総発電電力計は設置者の所有物になります。
(*1)グリーン電力証書
再生可能エネルギーによって得られた電力は、電力としての価値に加え「環境価値」を有するとし、
それを証書化して取引できるようにしたもの。およびその制度のこと。
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