太陽光発電Q&A

その他

ワット(W)とワットアワー(Wh)の違いについて教えてください

ワットは電力の大きさを表す単位です。

ワットアワーは1ワットの電力を1時間消費もしくは発電したときの電力量の単位です。

ワットは、電圧×電流の式で求めることが出来ます。
100ボルトの電圧で1アンペアの電流が流れると、その電力の大きさは100ワットになります。

ワットアワーは、電力×時間で求めることが出来ます。例えば、消費電力量が200ワットのテレビを10時間つけた場合、 2,000ワットの電力を消費したことになります。電気料金は、家庭内の消費電力量を元に計算されています。

1メガワットは1,000キロワット、1キロワットは1,000ワットと換算します。

ワットとワットアワーの違い

太陽光パネルの製品カタログなどを見ていると、公称最大出力○○キロワットと書かれているのを目にします。この最大出力が大きいほど発電量は多くなり、 その太陽光パネルの実質的な発電能力を示す目安として捉えることが出来ます。最大出力が250ワットのパネルの場合、 条件が整えば一時間に最大で250ワットの電力を発電出来るということを意味します。しかし、必ずその出力分だけ発電するかというと、そうではありません。 設備環境にもよりますが、最大出力数のおよそ7割から8割が実際の発電量になると言われています。 これは、太陽光パネルが発電した直流電力をパワーコンディショナで交流電圧に変換する際に、また電気が配線内を走ってる際にも電力ロスが生じるからと言われています。