太陽光発電Q&A

料金について

深夜電力は本当にお得なのでしょうか?

ご利用する方のライフプランによって異なります。

電力プランには、日中の料金単価を高くする代わりに夜間の料金単価を大幅に安くする「時間帯別電灯プラン」というプランがあります。 一般的に深夜電力は安いと言われますが、この「時間帯別電灯プラン」で契約していない限りは24時間いつでも料金単価は同じです。 昼間と夜間に設定した料金によって、より電力需要の少ない時間帯への負荷移行を促進することを目的としたプランで、 電力会社によって価格や利用条件は異なりますが、夜間の電気料金単価が日中のおよそ3分の1程度になります。

例えば夜遅くに帰宅し電化製品を利用する人や、夜型の生活を送る人にとってはお得なプランと言えるでしょう。 しかし、自家発電設備を設置していない住宅で日中を過ごす方となると、この恩恵は感じられないでしょう。 そのため、ご利用する方によっては一概に得とは言えません。利用するご家庭のライフスタイルなどをしっかり考慮し、 うまく活用することで光熱費を大幅に節約できる可能性を秘めています。

深夜電力メニューの例

時間帯別電灯プランのサービス内容や料金形態は、電力会社によって異なります。

料金プランによる違い

多くの電力会社では、だいたい22時から翌日6時の料金単価を1kWhあたり8円~11円に設定されています。 その反面、それ以外の時間帯の料金単価に関しては、通常の従量電灯契約よりも割高に設定されているため、 日中に多くの電気を使うと、かえって電気代が高くつく可能性が大いにあります。

こういった特徴から、時間帯別電灯プランは太陽光発電システムやオール電化住宅と相性が良いと言えます。 例えば、日中に家庭内で使用する電力は太陽光発電システムから得た電力を使い、深夜には安く電力を買うことで、 コージェネレーションシステムを稼働させる、といったことが可能となります。