太陽光発電Q&A

料金について

買い取られた電力はどうなりますか?

同じ系統内の各需要家の元に流れていきます。

太陽光発電システムでは、太陽光パネルが太陽の光エネルギーを受けて、直流電気を発生させます。 その直流電気は接続箱を経由し、一挙にパワーコンディショナに集められます。

パワーコンディショナでは、太陽光パネルが発電した直流電気を、家庭内で使用できるように交流電気に変換する役割を担っており、 ここで電力会社から送られてくる電気と同じ電圧、周波数に変換しています。 変換された電気は住宅内の分電盤に流れていき、家庭内のコンセントや照明を使用できるようになります。

使用しきれず余った電気は、分電盤を通じて電線に流れていきます。 そこからは電力会社から供給される電力と同様に、同じ電力系統内の各需要家の元で使用されます。

買い取られた電力の流れ

電線から各需要家に流れる電気の電圧は、101V±6V(95V~107V)であるようにと、法律で定められています。 電気は、電圧の高い方から低い方に流れていくという性質があるため、電気を送り出すときにはこの性質を利用します。 余った電気をパワーコンディショナで107V近くにまで電圧上昇させることによって、余った電気を送り出します。このことを逆潮流と呼びます。