料金について
余剰電力の買取に充てているお金はどこから出ているのですか?
太陽光サーチャージを買取費用に充てています。
電力会社は、電力を使用する全世帯(需要家)から「太陽光発電促進賦課金(太陽光サーチャージ)」いうものを毎月の電気料金と合わせて徴収しており、 そのお金を太陽光発電によって得られた電力の買取費用に充てています。2013年度の賦課金単価は1kWhあたり0.35円となっており、 世帯の電力使用量に応じて賦課金は計算されます。経済産業省の試算によると、一般家庭の標準の負担額は"1ヶ月あたり30円~100円程度"とされています。
この賦課金は、太陽光発電をしている家庭であっても、そうでない家庭と同様に電力会社から電気を買えばその量に応じた金額を支払う必要があります。 とはいっても、太陽光発電システムを設置していない人々の理解を得ることはなかなか難しく、不平等ではないかという声も絶えません。
太陽光発電システムの設置には、一般的に100万~300万円程度の費用が必要になります。その費用を回収するためにも、 国が設けている買取制度は非常にありがたいものと言えるでしょう。ただし、集合住宅に住んでいる人や賃貸住宅に住んでいる人は、 太陽光発電システムを設置するのが難しく、そういった方に対する配偶などを考えていかなければなりません。