太陽光発電Q&A

太陽光発電システムについて

太陽光発電システムの選び方

モジュール変換効率の大小は何に影響してきますか?

発電量に大きく影響してきます。

変換効率とは、太陽光パネルが受けた太陽の光エネルギーのうち、どのくらいを電気エネルギーに変換出来たかを示す値です。 変換効率が高ければ高いほど効率よく発電することができるので、結果発電量の増加が期待できます。同面積で同出力数のモジュールの発電量を比較する場合は、 変換効率の高いパネルの方が発電量は多くなります。日本の家屋の屋根は狭いことが多く、あまりたくさんの太陽光パネルを設置することが難しい場合があります。 限られた面積でしっかりと発電量を確保するには、この変換効率値が重要になってきます。

変換効率の求め方

ただし、変換効率値の分だけ変換してくれるとは限りません。
この変換効率は、パネル温度25℃の時に快晴時相当の強さの光(1000W/㎡)を照射して得られる発電量をもとに計測されています。 一日を通してパネル温度が25℃で一定ということはありえまえんし、日によって光の波長も異なってきますので、発電量に影響が出てきます。 最も普及している結晶シリコン系太陽光パネルは、パネルが高温になると電圧が低下し、変換効率が悪くなるというケースがあります。 真夏ではパネル表面の温度が70~80℃に達することもあるため、一年を通して暖かい地域では温度特性に優れた太陽光パネルを選択するなどの手立ても検討すると良いでしょう。