太陽光発電システムについて
耐久性について
太陽光発電システムの寿命はどれくらいなの?
20年以上におよぶと言われています。
太陽光発電システムは複数の機器から構成されていますので、一概に何年とは言えません。
一般的に、太陽光パネルは耐久性の高い機械といわれており、法定耐用年数は17年とされていますが、実際の寿命は20年以上とされています。 一方で、発電システムの要であるパワーコンディショナの寿命は10年~15年と少し短めです。半導体部分の寿命が10年~15年程度といわれているため、 太陽電池モジュールよりも先に交換の必要が出てくるといわれています。接続箱の耐用年数も10年から15年程度になります。
多くの太陽光パネルでは、材料に結晶シリコンという非常に安定した物質が使われています。太陽光パネルは摩耗をともなう可動部などがなく、 発電を行うセル部分は強い強化ガラスで覆われているため、非常に長持ちします。おおきな目安として寿命は20年ほどと言われていますが、 20年を超えても問題なく発電できるケースが多いようです。ただし、経年劣化による発電量の低下は必ず起こります。10年で5%、20年で10%がおおよその目安とされています。 メガソーラーや野立て発電などの投機目的でシステムを設置する場合は、毎年何%の下落があるかを見込んで収益を予測します。