太陽光発電システムについて
太陽光発電システムのしくみと働き
太陽光パネルに電気を貯めることはできますか?
出来ません。
太陽光パネルは電気を蓄えられませんが、せっかく発電した電気を無駄にしないためにも、余った電気を電力会社に売ることが出来ます。 天気が悪く発電量が安定しないときや、夜間など発電自体が不可能な時には今までの通り電力会社から電力を購入しなければなりません。 ですので、いかに日中の発電量を増やし、夜間に使用する電力を抑えるかということが重要になってきます。
最近では、家庭用蓄電池の開発が行われており、ラインナップの拡充が進んでいます。これを用いることで、日中に発電した電力を蓄電池に貯めておき、 発電出来ない夜間には貯めておいた電力を使うといったことや、夜間の安い電力を貯め、日中に使うといったが可能になります。 災害時の備えとして、また売電収益の向上のために導入を考えている方も多いでしょう。しかし実際は、蓄電池がまだまだ高価格であることから、 一般家庭への普及はまだ先だと考えられています。
今後、蓄電池メーカーは低価格化や小型化をはかり、導入のハードルを下げていくと考えられます。 また、NECらが初期費用0円、月額2,900円で蓄電池のレンタルサービスを開始するなど、少しずつではありますが、普及に向けた技術革新と研究が重ねられています。