太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
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HIT太陽電池(ひっとたいようでんち)
パナソニック独自の技術で、単結晶シリコンとアモルファスシリコンを組み合わせた太陽電池のこと。HITは「Heterojunction with Intrinsic Thin-layer」の略。
ハイブリッド型太陽電池とも呼ばれ、住宅用太陽電池として世界トップレベルの変換効率を達成しています。 日本の屋根は広くなく、太陽光パネルを設置できる枚数が限られているため、発電量を確保するにはより変換効率の高いモジュールを選択する必要があります。 そうすることで、同じ面積で同じ日射でも、他の太陽電池に比べ少ない設置枚数で多くの電気を作ることが可能になります。
変換効率の高さ以外にもいくつかの特長があります。
屋根に設置される太陽光パネルは、夏の炎天下では80度近くに達することがあります。
日射量は多いほうが良いですが、温度が高くなりすぎると太陽光パネルの変換効率が落ち、発電量が減ってしまう場合があります。
しかし、HIT太陽電池は高温時の出力低下が少なく、従来の結晶型シリコン太陽電池と比較するとピーク時で10%程度も出力に差が出ると言われています。
他にも、セルの薄型化が用意であること、両面発電モジュールを作れるという特長があります。
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