太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
分電盤(ぶんでんばん)
家庭内で使用している照明やコンセントなど、各機器へ電気を供給し、
各部屋で電気を使えるようにする役割を果たしている装置のことを指します。
多くの家電を同時に使用すると、消費電力がブレーカーの容量を超え「ブレーカーが落ちる」ことがあります。 そういったときには手動でブレーカーをオンにする必要があります。分電盤というと少しイメージが掴みづらいかもしれませんが、 そのブレーカーを操作できる装置のことを指します。
分電盤の中には、電気を安全に使用するための漏電遮断機(漏電ブレーカー)、配線用遮断機(安全ブレーカー)、 リレーやタイマーなどが収められており、建物の電気を管理・保護する役目を担っています。
太陽光発電システムを設置する際には、太陽光発電システムに対応した住宅用分電盤を新たに設置し直す必要があり、 それは家庭用・売電用というように配電する役割を担っています。
太陽光発電システムは、光エネルギーを受けた太陽光パネルが電気を作り、パワーコンディショナで直流電気から家庭で使用できるように交流電気へと変換されます。 変換された電力はパワーコンディショナーから分電盤に送られ、分電盤から家庭用電力として各部屋の照明に送られる仕組みになっています。 家庭で使用しきれなかった余剰分の電力は、送電線へと流れて近所の電力消費に充てられます。
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