ECO用語集

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パワーコンディショナ(power conditioner)

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パワーコンディショナ

太陽電池が発電する直流電力を、家庭内で利用できるよう交流電力に変換する装置のこと。

太陽光パネルは、太陽の光エネルギーを受けて直流電力を発電しますが、家庭内で使用する電力は交流電力のため、直流電力から交流電力へ変換する必要があります。 その役割を担うのがパワーコンディショナです。太陽光パネルとともに、パワーコンディショナは太陽光発電システムの中核を担っていると言っても過言ではありません。

パワーコンディショナを使って直流電力を交流電力に変換する際、いくらかの変換ロスが生じます。 変換する電力のうち、何%をロスなく変換できたかを表す値を「パワーコンディショナ変換効率」といい、この値がパワーコンディショナの実質的な性能を示しているといえるでしょう。 例えば、変換効率が95%のパワーコンディショナでは、発電された直流電力の5%が変換で失われます。 現在、国産品でもっとも高い変換効率を示しているのは三菱製のパワーコンディショナで、97.5%といわれています。

パワーコンディショナの寿命は約10年ほどとされており、太陽光パネルと比べると短いです。 パワーコンディショナなどの周辺機器はパネル同様の保証期間や条件を有していないケースが多いので、注意が必要です。

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