ECO用語集

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逆潮流(ぎゃくちょうりゅう)

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太陽光発電システムなどの発電設備から、電力会社の電力系統に電気を流すこと。

逆潮流

通常、私たちは電力系統から一方的に電力を購入しますが、これと逆の流れになることから「逆潮流」と呼ばれています。

電力会社はその逆潮流した電力を、他の家庭(需要家)に供給することができるため、 発電システムを設置している家屋や建物が一発電所として機能することになります。

逆潮流を起こすには、電力系統に発電システムを連系しておかなければなりません。

電気は、水の流れと同じで電圧の高い方から低い方へ流れる性質を持っています。 通常は供給される電気の方が、需要家側で使用される電気の電圧よりも高いので、電力は電線を伝って需要家の方に流れています。

需要家内において、太陽光発電などによる発電量が需要家内での消費電力を上回ると、電力が余り需要家側の電圧が上昇します。 それが受電電圧を上回ると、需要家側から配電線の方に電気は流れていき、やがて他の需要家の方に供給される仕組みになっています。 自前の発電システムから逆潮流した分の電力を一定の電気料金で買い取ってもらうことを、売電と呼びます。

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