太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
モジュール変換効率（モジュールへんかんこうりつ）
モジュールにあたる光をどのくらい電気に変換できるかの値。
厳密には、モジュール1平方メートルあたりの変換効率のことを指します。わかりやすく言うと、照射された太陽光エネルギーのうち、 何％を電力に変換することができるかという数値で、太陽電池モジュールを比較する上でとても重要な指標となります。 値が高ければ高いほど、より効率的、効果的に発電をすることができます。
しかし、太陽光発電システムの比較をする際には、モジュールの変換効率だけで比較をしてはいけません。 実際の変換効率は様々な条件により変化する上、変換効率の高さは製品価格とも比例する傾向があるため、費用対効果をしっかり考え、 ご利用される方の生活スタイル、環境に合わせて検討する必要があります。
変換効率の計算方法は、以下のようになります。
変換効率 = 出力電気エネルギー ÷ 太陽光エネルギー × 100
例えば、100Wの太陽光エネルギーが当たった場合に10Wの電力が得られる太陽電池の場合、変換効率は10%になります。
太陽電池モジュールには、シリコン系、化合物系、有機系など様々なタイプがあり、同じタイプのモジュールでも、メーカーによって違いがあるため、 一概にこのタイプは何％といったことは言えません。変換効率は太陽電池モジュールの素材に大きく左右されるため、 タイプごとに数値は異なるということを理解していれば大丈夫です。
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