太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
日射量(にっしゃりょう)
太陽からの放射エネルギー量を測ったもの。
太陽光発電システムを検討する際に、設置するエリアの日射量を知ることは非常に重要です。モジュールは太陽の光をうけて発電するのですから、 日射量が発電量に及ぼす影響は大きいです。日射量と日照時間は比例する傾向にあり、降水量(降雪量)が多い地域では日照時間が短くなる傾向があります。
日本国内ですと山梨県が全国第1位となっており、2011年の年間日照時間は2180時間にも及びます。 逆に最下位は豪雪地帯である秋田県で、2011年の年間日照時間は1526時間と山梨県の7割ほどしかありません。
太陽光発電システムを導入する際に重要となってくるのが、初期投資費用をどれだけ早く回収するかということです。 日射量が多いと発電量も増え、回収時間が短くなればその分早く売電による利益を得ることが出来るようになります。
では、日射量の少ない地域(雪国など)では、太陽光発電を諦めるしかないのか、というとそうでもありません。 雪国では、屋根につもった雪を人力、もしくは自動落雪型の屋根や融雪屋根を用いて処理しているところが多いかと思います。 しかし、それらの機能は、エネルギーを灯油に頼ったものが多く、月々の灯油代が凄く高くついている家庭も少ないそうです。
そんな中、数年前に登場したのが「融雪機能付き太陽光パネル」です。
冬は融雪パネルとして、それ以外の季節では太陽光パネルとして機能することが可能です。
融雪に使うエネルギーは電気で、その電気は一年間の発電量で十分まかなえる金額であると言われています。
お住まいのエリアの日射量を調べてみて、ご自身にあった発電システムの選択が重要です。
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