太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
陸屋根(りくやね)
傾斜がない平たい屋根のこと。
鉄筋コンクリートや鉄骨造の注文住宅などの住宅では以前から多く採用されていましたが、
最近では豪雪地帯などで、落雪による事故防止のために採用されるケースが増えています。
陸屋根に太陽光パネルを設置する場合、周辺環境の影響がない限り、パネルを設置する向きや角度を自由に調整することができるため、施工段階である程度発電効率を高められるというのが大きなメリットでしょう。
ただし、屋上は吹きさらし状態なので、しっかりとパネルを固定するためにも、架台と建造物を一体化させなければなりあせん。場合によっては、基礎工事の他に防水工事が必要となる場合もあります。そのため、架台や工事費用が通常の屋根に設置する場合と比べると高くなってしまいます。また、建物の構造や防水上の問題から、穴を開けられない場合がありますが、メーカーによっては、ロータイプの架台を販売しているのでチェックしてみましょう。
発電シミュレーションをし、発電能力と施工費用のバランスを見て検討することがポイントです。
どんな屋根形式においても、太陽光発電システムの設置を検討する際には様々な販売施工店に見積もり依頼を出し、安心できるお店選びをすることが何よりも重要です。
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