太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
太陽電池モジュールの認証（たいようでんちモジュールのにんしょう）
財団法人電気安全環境研究所(JET)が定めた太陽電池モジュールの性能や信頼性、安全性の認証試験基準に適合していることを示すものです。 この認証に合格している太陽電池モジュールは、JETが定めた性能や信頼性、安全性が確保されていることが保証されるため、ユーザーに対する一つの指標となります。
認証は太陽電池モジュールの型番ごとに行われます。同じメーカーの太陽電池モジュールであっても、形状や発電効率などは異なるため、 別モデルとなる場合は改めて認証の試験が必要になります。
認証を受けるための試験には、太陽電池モジュールだけではなくそれを製造している工場も調査の対象となります。 試験基準に適合するモジュールと同等のものを安定して生産できる体制であるかどうかを確認する必要があるからです。 試験をしたモジュールが優れていても、それを続けて生産できるものでなければ認証の意味はなくなってしまいます。 こうしたことを防ぐ目的から、初回には品質管理体制などを確認し、その後は年1回の割合で安定生産できていることを定期的に確認します。
国内大手メーカーの製品は、いずれもこのJETPVｍ認証を取得していると考えてよいでしょう。国や多くの地方自治体の補助金の支給基準では、 このJETPVｍ認証を受けた製品であることが定められています。
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