太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
太陽光サーチャージ(たいようこうサーチャージ)
国民全体で太陽光発電システムの普及を奨励するという意味で、売電における価格差(赤字)を国民全体で補填するために設定されているサーチャージのこと。 検針票には、太陽光促進賦課金という名目で毎月30円~100円程度請求されています。
太陽光発電システムの導入を促すことで、海外へのエネルギー依存度を減らし、地球温暖化対策や低炭素社会の実現に向けて取り組んでいく必要があります。 また、世界有数の日本のものづくり技術を活かし、環境に関する産業を通じ景気を刺激することを目的として、この制度は設けられました。 わずかな発電量とは言え、太陽光発電のエネルギーは輸入に頼らない国産のエネルギーですから、 長期的な目でみると資源市況に影響されることなく安定的なコストで利用することが出来るでしょう。
太陽光発電システムを設置していてもいなくても、太陽光サーチャージは国民全員から薄く広く徴収されます。 システムの普及が進むと、当然ながら売電される電気の量も増え、売電を受け付ければ受け付けるほど赤字となってしまいます。 そのため、今後太陽光サーチャージは値上がりしていくことが懸念されていますが、電力会社は最高でも150円程度に留めたいとしています。
関連用語 |
---|