ECO用語集

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待機電力(たいきでんりょく)

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待機電力

コンセントに接続している電気製品が、
電源の切れている状態で消費する電力のこと。

家庭内で使用される電力量の約1割にあたるといわれており、年間約180kWhに及びます。 電力料金単価を1kWh=22円として考えると、年間約4000円も無駄な電気料金を支払っていることになります。

DVDレコーダーやビデオデッキなど、映像機器の待機電力は比較的大きいものですが、主電源をカットしてしまうとリモコンが使用できません。 また、予約録画ができないなどの弊害が発生するため、こまめにコンセントを抜き差しするのが億劫という方も多いでしょう。

電気製品の中でも特に大きな待機電力が発生するのは、ガス給湯器のコントローラーです。ガス給湯器の電源は大きな待機電力が必要で、 床暖房つきのガス給湯器など、多機能な湯沸かし器では10Wをこえる待機電力が必要となり、年間で2,400円にものぼります。

現在では、スイッチ付ケーブルタップなども販売されており、効果的に待機電力をカットすることが可能です。 ただし待機電力量を気にするあまりコンセントプラグの抜き差しを頻繁に繰り返していると、コンセントとの接続部分が緩んでプラグが外れやすくなるほか、 接触不良での出火や漏電、感電の原因ともなるので注意しなければなりません。

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