太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
ワットアワー(watt hour)
1ワットの電力を1時間消費、
もしくは発電したときの電力量の単位。
電力量(Wh)=電力(W)×時間(h)で求めることが出来ます。例えば、200Wのテレビを10時間使用した場合、2,000Whの電力量を消費したことになります。 電気料金は消費した電力量に基いて計算されています。
太陽光発電においては、ワットは"瞬間に最大でどれだけ発電できるか"を表す値なのに対し、ワットアワーは"合計でどれだけの電力を発電したか"を表す値になります。 最大出力数が3kWの太陽光発電システムが好条件のもと5時間日光を受けると、15キロワットアワーの発電量が期待出来るいうことです。
最大出力数が大きければ大きいほど発電量は多くなりますが、実際にそれだけの発電量を見込めるかというとそうではありません。 製品の性能や周辺環境にもよりますが、実際の発電量はおよそ最大出力の70%~80%に落ちると言われています。 これは、パネルが発電した直流電気をパワーコンディショナーで交流電気に変換する時や、配線内を電気が走っている時などに電力ロスが生じるからです。 太陽光発電システムを導入する際には、パネルの発電能力だけでなく、パワーコンディショナの変換効率などもチェックすると良いでしょう。
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