ECO用語集

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結晶シリコン系太陽電池(けっしょう - けいたいようでんち)

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シリコン結晶の塊をスライスした基盤を用いて発電する太陽電池のこと。

薄膜型に比べ発電効率は高い半面、シリコンの需要が急速に拡大しているため、供給不足や価格高騰などが起きています。 結晶シリコン型太陽電池は大きく二種類に分けることができます。

結晶シリコン系太陽電池

単結晶シリコン型太陽電池

ほかのシリコン型太陽電池と比較すると変換効率(太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換する効率)が高く、耐久性が高いことが特徴です。 一方で、高純度のシリコン結晶を大量に使用するため、製造コストやそれにかかるエネルギーが多く他の太陽電池と比べると割高です。 最も古くから存在する太陽電池ですが、他の太陽電池の高品質化、低価格化に伴い、近年は多結晶シリコン型太陽電池や薄膜型シリコン太陽電池に移行が進んでいます。

多結晶シリコン型太陽電池

他の半導体の端材などから製造することが出来るため、製造にかかるコストがカットできます。単結晶シリコン型太陽電池と比べると、 面積あたりの変換効率は低いですが、コストと性能のバランスの良さから出荷されている太陽電池の40%を占める現在の主流の太陽電池です。
最近では、メガソーラー発電所や工場の屋根を利用した発電方法などでも良く採用されています。

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