ECO用語集

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多結晶シリコン型太陽電池(たけっしょうシリコンがたたいようでんち)

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多結晶シリコンから作られた太陽電池のこと。

多結晶シリコン型太陽電池

単結晶シリコン型太陽電池と比べると面積あたりの変換効率は落ちてしまいますが、他の半導体の端材などを使用し形成できることから、 単結晶型と比較して随分と安く生産することが可能です。また、大量生産も可能であることや、近年みるみる性能や品質が向上してきている影響もあり、 単結晶に打って変わって現在の太陽光パネルの主流となっています。

結晶シリコン系太陽電池は、真夏などパネルが高温になった時には電圧が低下し、発電量が低下してしまうという特長があります。 多結晶シリコンは単結晶シリコン型と比較すると純度が落ちるため、この影響を如実に受けてしまいます。 暑い地域では、結晶シリコン系を用いるより化合物系太陽光パネルを用いた方が発電量が多いケースも多々あります。 お住まいの地域の気候特性や、環境に合わせてパネルを選定しましょう。

現在ではほとんどのメーカーが多結晶シリコン型太陽電池を製造していますが、その先駆けとなったのは京セラです。 2012年3月には量産可能なレベルで業界最高となる17.8%の変換効率を誇る太陽光パネルを発表しています。 単結晶のが優れていると一義的に思われがちですが、多結晶シリコンは今や太陽光発電のメインストリームと言えるでしょう。

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